オダギリジョーが妻と結婚した理由は?子供に訪れた悲劇が哀しすぎ!
個性的な顔立ちから放たれる演技は、他の俳優を寄せ付けず、センスの塊とも言われているのが「オダギリジョー」さんです。
仮面ライダーの主役オーディションに選ばれてから、有名なドラマや映画に出演し誰もが認める名俳優となりました。
そんなオダギリジョーさんですが、とても美人で17歳年下の妻がいることをご存知ですか?
2人の間には子供がいるのですが、病死というツラい状況も発生しています。
ここでは、オダギリジョーさんと妻の馴れ初めや結婚理由、さらに子供について紹介していきます。
1.オダギリジョーと妻の馴れ初めや結婚理由
深みのある演技、年齢を重ねているからこそ出る渋みなど、他の俳優では決して出せない色を持つオダギリジョーさん。
後輩だけでなく先輩からも尊敬される存在で、今後の俳優界を背負う逸材との声は至るところで聞かれます。
そんなオダギリジョーさんは、2007年にモデルとして活躍していた「香椎由宇」さんと結婚を発表しました。
当時、オダギリジョーさんは31歳、香椎由宇さんは20歳と、11歳も離れた年の差婚ということで世間を賑わせたのです。
では2人の馴れ初めは、どのようなものだったのでしょうか?
2人が知り合ったのは、2006年に公開された映画「パビリオン山椒魚」での共演です。
結婚会見時にも出会いが語られており、出会った当初は特に意識をするような関係では無かったとのこと。
しかし撮影が進むにつれて、相手の尊敬できる面が多くなり次第に引き寄せられる感覚を覚えるようになりました。
そして交際に発展し、順調に愛を育んでいったとのこと。
オダギリジョーさんは、香椎由宇さんが撮影現場で媚びることなく接していた姿勢に尊敬し、そこから好意を持ったのだとか。
香椎由宇さんは、オダギリジョーさんが22時という門限をきちっと守ってくれて優しさを感じたとノロケていました。
結婚を決意した理由は、オダギリジョーさんが海外での仕事が増える時期と重なり、日本にいられる日数が少ないため香椎由宇さんを安心させたかったというもの。
プロポーズの言葉などは無かったですが、両親への挨拶などを積極的に行ったので、結婚を意識しての交際だったことは、香椎由宇さんも気付いていたのです。
こうして美男美女カップルは、正式な夫婦として結婚生活を送ることになりました。
2.オダギリジョーと妻の間に誕生した子供の情報
オダギリジョーさんと香椎由宇さんの結婚会見は、当時衝撃を持って迎え入れられました。
31歳の俳優が20歳の女優と結婚するのもそうですが、あまりにも美男美女カップルで、さらに爽やかな会見も話題となったのです。
- オダギリジョーが紳士すぎて泣けてきた
- あんな夫を持つなら妻は本当に気持ちが楽だろうね
- 彼女を想う気持ちが会見からも滲み出ていたよ
- オダギリジョーが心までイケメンだとは思わなかった
世間からは爽やかな結婚会見に際して、多くの人が祝福のコメントをしており日本中がホッコリとしました。
幸せで笑顔の絶えない家庭が築けたら、それ以上は何も望まないという2人の気持ちはどの家庭も共通した願いでしょう。
そんなオダギリジョーさんと、妻である香椎由宇さんの間には3人の子供が誕生しています。
- 第一子…2011年2月生まれの男の子
- 第二子…2014年4月生まれの男の子
- 第三子…2016年8月生まれの男の子
2007年に結婚した当初は妊娠しておらず、それから4年が経過してから子供を出産したという点は、オダギリジョーさんが自制を働かせて家族計画を立てていたことを伺わせますね。
2人は子育てに積極的で、共に子煩悩だったことが明らかになっています。
特に香椎由宇さんは子育てを最優先させるため、女優という不規則な仕事をセーブして家庭を守ることを第一に考えました。
こうした決断ができるのは、今のご時世を考えると難しいところもありますが、彼女の決意は固かったのです。
子煩悩で、子供との生活を第一に考えていた妻だからこそ、後述する悲劇は耐え難い苦痛となったに違いありません。
3.オダギリジョーと妻の次男が死去した理由とは?
2014年にオダギリジョーさんと妻の間に、第二子が誕生した時、世間は祝福ムード一色でした。
子供がとにかく大好きだった2人にとって、次男の誕生は喜ばしいことであり幸せがさらに膨れ上がったに違いありません。
子供の将来を楽しみにしながら、それでも目の前の時間を大切にしていくことを喜びとしていたのです。
しかし2015年4月、幸せな家族に突如として刺激が襲います。
次男が「絞扼性(こうやくせい)イレウス」という病気で、死去しました。
絞扼性イレウスというのは、血流が止まってしまう腸閉塞の一種で、腸がねじれて曲がった状態になります。
放置をすれば腸が壊死をするため死亡する可能性が高く、治療となれば外科手術が必要です。
大人でも我慢することができない激痛に襲われますが、幼児ですと異常を親に伝えることができません。
そのため、親は絞扼性イレウスのサインを見逃してしまうケースも少なくないのだとか。
便が出なかったり、ずっと泣き続けるなど異変が見られたとしても、赤ちゃんに見られる一時的なものとして見過ごしがち。
この病気は、「ゴールデンタイム」という時間帯があり、発症してから8時間以内ですとかなりの確率で助かりますが、12時間を超えると急激に脂肪率が上がるとのこと。
早期発見からの治療が大切ですが、難しい病気であることに変わりありませんから、親が自分の行動を責めるケースは少なくありません。
それは、香椎由宇さんも例外ではなく、自責の念にかられて憔悴しきってしまいました。
4.オダギリジョーと妻は次男の死をどう乗り越えたの?
オダギリジョーさんと妻の香椎由宇さんの次男は、1歳9日という短すぎる人生に幕を閉じました。
この現実は2人にとってあまりに大きなもので、通夜から葬儀にかけて形は行われましたが、両親の意識はどこか遠くへ行っているような状況で、誰も声をかけられずにいたのです。
様態が急変したとき、オダギリジョーさんは山形でロケをしていましたが急遽東京に戻るも、冷たくなった次男と、その横で茫然としている妻がいる状況だったとのこと。
抜け殻のような状態になった香椎由宇さんは、「私が妊娠中に仕事をしていたから、身体が弱くなったのかもしれない…」と繰り返し繰り返し、つぶやき続けていたと言われています。
妊娠中の仕事が絞扼性イレウスを発症させたのか、その関連性は不明ですが間近で接してきた子供の死は、母にとって一番のストレス。
自責の念にかられるのは仕方がなく、誰もそんな香椎由宇さんに声をかけることができませんでした。
憔悴しきった2人でしたが、どうやって次男の死を乗り越えたのでしょうか?
2人はその後しばらく公の場に出ることはなく、悲しみは当然癒えることはありませんでした。
オダギリジョーさんは2015年9月に初めて公の場に姿を現わし、普段通りの雰囲気を出し、その後も淡々と仕事をこなしています。
一方の香椎由宇さんは、とてもじゃないが仕事ができるような精神状態ではなく、その後も休養を続けていたのです。
そうした状況が1年ほど経過した、2016年7月に香椎由宇さんが妊娠していることが知られ、8月に第三子を出産しました。
- 良かった。陰ながら号泣しています
- 子供の死を乗り越えたの出産。頑張ったと思う
- つらい気持ちは癒えないでしょうが新しい命は大きな喜び
- 夫婦の絆が良い結果を生んだのは事実でしょう
嬉しい知らせに世間からは喜びの声で溢れ、次男の死を乗り越えての妊娠&出産に皆が感動したのです。
こうしてみると、次男の死を乗り越えられたのは夫婦の絆、さらには第三子の妊娠という結果であると分かります。
第三子を妊娠している報告が遅くなったのは、香椎由宇さんの心境を配慮してのことでしょう。
次男を亡くしてまだ1年も経過していない時期でしたから、精神的にも不安定となり出産に悪影響を与えてはいけません。
周囲のサポートもあり、2人の間に第三子が誕生したんですね。
5.オダギリジョーの妻が芸能界に復帰する時期
子育てを最優先にしてきた、オダギリジョーさんの妻である香椎由宇さん。
彼女にとって次男の早すぎる死は、想像を絶する苦痛を味わったに違いありません。
抜け殻のような状態が幾日も続き、やせ細ってしまう彼女を見て誰も声をかけることができませんでした。
そんな香椎由宇さんを精神的に支えてくれたのは、長男だったと言われています。
そしてオダギリジョーさんもずっと彼女のそばにいて、一緒の時間を過ごしてくれることで元気を取り戻し、ついに第三子を出産しました。
子育てを最優先することは、恐らく次男の死によってより強まったでしょうから、子供に手間がかからなくなるまでは家庭を第一にすると考えられるでしょう。
では、芸能界へ復帰する時期としては、いつ頃が予定されているのでしょうか?
「まだ精神的に安定はしていないので、仕事のことは考えず子育てを第一にしているそうです」(芸能関係者)
復帰の時期は未定ですが、意欲が全くない訳ではなさそうなので元気な姿が見られる日を楽しみにしたいですね。
まとめ
ここでは、オダギリジョーさんと妻の馴れ初めや結婚理由、さらに子供について紹介していきました。
オダギリジョーさんと妻の香椎由宇さんは、映画の共演から知り合い2007年に結婚を発表。
2011、14、16年に子供が誕生しましたが、次男が2015年4月に亡くなるという悲劇が襲い、2人は憔悴しきってしまいます。
オダギリジョーさんはツラい経験を通しても、仕事に専念していますが妻は精神的にまだ安定していないこともあって、子育てを最優先。
夫婦が揃って表舞台に出てくるのを、楽しみにしたいですね。