武井壮は大学時代に大怪我をした?車は高級車?兄はどんな人?
アスリートタレントとして2012年頃からテレビに登場するようになり、その独特な雰囲気で大人気となったのが「武井壮」さんですよね。
スポーツ全般をこなせる運動神経の良さと、40代とは思えない鍛え抜かれた肉体を武器に今後の活躍が期待されています。
そんな武井壮さんですが、大怪我を負い半身不随になった過去があることをご存知ですか?
また超高級車を所持しており、大学では陸上日本一を記録し、慕う兄がいたなどの気になる情報が多くあります。
ここでは、武井壮さんの怪我の真相と、車や兄、さらには大学について詳しく紹介してきます。
武井壮が大怪我を負った?!一生歩けないと医師から言われたって本当?
武井壮さんは今でこそ元気いっぱいに走りまくっていますが、大学生の頃今後の人生を大きく左右するアクシデントに見舞われてしまいます。
陸上十種競技に打ち込んでいた大学時代、身体に負荷をかける練習を連日続け疲労が蓄積されていました。
十種競技は身体の全てを使うと言われるほど過酷な競技で、1日にどれだけ身体の疲れを取り除けるかが重要です。
武井壮さんはその点を十分に理解していましたが、その時は練習と試合の日程が過密で、身体の疲れが癒えないままだったとのこと。
そんな中、十種競技の練習をしていたところ、背中に違和感を感じ下半身の感覚が全くなくなってしまいました。
そのままの姿勢で救急車に運ばれ、診断を受けたところ背骨が疲労骨折する大怪我を負ってしまいます。
「このままでは一生歩けない可能性もある。可哀想だが、十種競技は諦めるしかない」
そう言われた武井壮さんは、「だったらオレの人生は、練習に費やしてきた時間は何だったんだ!」と思い、医師の手術の薦めを断ります。
その帰り道、怪我を負いながらも書店へ立ち寄り人体図鑑を購入し、コンビニで牛乳とイワシを買いだめしたそう。
それから2か月間、図鑑を毎日眺めながら骨が元通りに戻る姿をイメージしながら、牛乳とイワシを食べ続けたのだとか。
大怪我を負ってから2か月後、背中の痛みがほとんど消えていることに気付き、再び医師のところへ。
レントゲンを撮ってもらうと、折れていた骨が元通りに戻っていたのです!
「こんな人間、今まで見たことがない」
医師が驚いたのも、素人であろうと理解できますよね。
武井壮さんが番組で大学時代のこのエピソードを振り返ったのですが、その時同席していた脳科学者は、「脳を思い込ませることで可能だが、普通はできない」と、驚愕の表情を浮かべていました。
怪我をした身体すら、自分の思い通りにさせてしまう武井壮さんは、本当に人間なんだろうかと疑ってしまいますね。
武井壮は2つの大学に通ってた?スポーツをするために入り直した?
武井壮さんは中学・高校と成績優秀で、さらにスポーツに関する知識も並外れたものがありました。
それでも陸上は小学校の頃に少し手を出していた程度で、中学は野球、高校はボクシングに取り組んでいたのです。
大学は神戸学院大学に入学し、短距離を本格的に取り組むようになり、大学3年生時に十種競技へ転向します。
神戸学院大学に在籍しているとき、中央学院大学から並外れた身体能力が認められスカウト。
神戸学院大学を卒業した後、スカウトされた中央学院大学へ進学し、十種競技の環境が整った場所で再始動。
武井壮さんが中央学院大学に在籍していた1997年の、第81回日本陸上競技選手権大会の十種競技において競技歴2年半で優勝を飾ります。
こうした過去を見ると分かる通り、武井壮さんは2つの大学に在籍していた経歴を持ち、中央学院大学からはスカウトをされていたんですね。
それにしても本格的に十種競技に転向してから、わずか2年半で日本一を勝ち取ってしまうのだから、身体能力がずば抜けて高いことが伺えます。
それでも武井壮さんは、「自分は才能に恵まれているとは思っていない。他の人よりも時間をかけて、自分の身体を動かすトレーニングを積んでいただけ」と謙虚に振り返っているのです。
ちなみに大学時代に陸上ハンマー投げで金メダルを獲得した、「室伏広治」さんと顔を合わせたことがあります。
番組などで度々、室伏広治さんを尊敬するアスリートの1人と話している武井壮さんは、その当時からビッグな室伏広治さんを見て「こいつには勝てない」と思ったそう。
武井壮さんから見ても、室伏広治さんは計り知れない身体能力を持っているようで、上には上がいる世界なんだと痛感したのだとか。
武井壮の車は超高級車?意外な形で世間にバレてしまった?
武井壮さんは中居正広さんがMCを務める深夜番組、「うもれびと」に出演し一気にブレイクしました。
それ以前にも芸能活動を続けていましたが、ほとんど誰も知らないような存在で人気者とは言えない状況だったのです。
そのため武井壮さんは家を借りることはなく、ホテルや友人の家へ寝泊りを繰り返していました。
こうしたエピソードが語られたこともあり、「お金は全く持っていないのではないか」なんて噂も流れていたんですね。
そうした中、2013年に警察車両に武井壮さんが乗っている車がぶつけられた事件が発生。
それも珍しいのですが、ぶつけられたことにより武井壮さんが所有している車が世間に知られてしまいました。
なんと武井壮さんは、ポルシェの「ボクスター」という車種に乗っていたのです。
この車は最低価格が622万円という、高級車。
ところがその後、武井壮さんは大人気タレントとなり、事務所に所属していないのでギャラが自身の財布にストレートに入るためかなりの年収になりました。
そして2016年に中居正広さんがMCを務める番組で、現在の車は「マクラーレン」で価格はなんと6000万円!
それをキャッシュ、つまり現金一括払いでお買い上げしたそうです。
ポルシェの値段にも驚きましたが、6000万円のマクラーレンを所有しているというのは、相当な稼ぎがないと無理でしょう。
武井壮さんは超高級車を所有する、富裕層の仲間入りを果たしているのです。
武井壮の兄は武井情?坂上忍の付き人をしていた?
何でも頑張れる武井壮さんですが、今でも情熱的に毎日を送る理由は悲しい出来事があったからです。
武井壮さんの兄「武井情」さんは、俳優を志望しており若い頃から芸能の仕事に携わっていました。
そして坂上忍さんの付き人として働き、俳優の仕事はどのようなものなのか、その目で見て学んでいたのです。
しかし22歳のとき、武井情さんは手に負えないほどガンが進行していることが判明。
その後も何とか賢明に治療を続け、坂上忍さんの付き人を続けていきましたが、24歳で夭折したのです。
武井壮さんは幼い頃に両親が離婚し、親権がある父親も違う女を作り出ていきました。
残された兄と一緒に、なんとか頑張って生活をしていたので、心の支えであった兄の死はツラく悲しいものだったに違いありません。
「兄の気持ちは自分が受け継ぐ。絶対に芸能界で輝いてみせる」
このように誓った武井壮さんは、その言葉の通り今では知らない人はいないほど、芸能界で大活躍をしています。
「もし今の自分がサボったら、昨日の自分に負けたら、俺は引退だと思っている」
こう語れるほど自信があるのは、兄の想いが武井壮さんの胸にしっかりと刻まれているからなのです。
武井壮さんは大学時代に十種競技で日本一を勝ち取りましたが、半身不随になる大怪我を負うなど、必ずしも順風満帆ではありませんでした。
現在は芸能界で成功し、6000万円もする超高級車を現金払いできるほどの経済力を有し、自分を成長させるために日夜トレーニングを欠かしません。
その情熱の裏には24歳で夭折した兄、武井情さんの想いが込められているので、生半可な気持ちで屈することはないのです。
今後は世界的に知られた俳優になりたいとの夢を持っている武井壮さんを、応援し続けたいですね。